2011年04月28日

64のブログ

64歳、ブログ初体験。久しぶりのドキドキです。
三日坊主にならないように、まずはエイジスコアならぬ64回達成を目指すことにします。

23年4月24日(日)、金沢の卯辰山寺院群の中、
前田利家が戦いの守護神として兜の中に隠し持っていた3pほどの
摩利支天像を守護神とする「宝泉寺」にご住職の法話を聞きにでかけました。
50人ほど集まっていたでしょうか、20代から80代まで、いつもながら多彩な年齢層。
痩身のご住職は地震の被災地で「足湯」のボランティアを続けておられます。
能登沖、長野そして今回の東日本大震災。
法話の代りに東北の被災地でご自分が体験され、
実際に見てきたことを写真と見せながら話しだされました。
その中の1枚、まっかっかな宇宙服に身を固めた人物、
両脇にはマスクなしのジャンパー姿の男が2人(もっと周りには大勢いたのでしょう)。
月面を浮遊するように歩く宇宙飛行士の姿がよぎりました。

「みなさん、この宇宙人のような人は誰だと思われますか?」
「???」
「あの、菅総理大臣です」
「ええっ?!なんでこんな格好?」
「彼はこの姿で被災地入りしました。しかも車を降りたのはわずか5分間でした」

次の1枚
毎日何回もテレビで原発の安全性を強調してきた枝野官房長官が映し出されています。
マスクが違います。
被爆防止用なのか、宇宙開発用なのかはわかりませんが、
とにかく一般の人が決して手に入れることのできない特殊なマスクです。
彼は周囲の被災者たちに何事か語りかけています。
彼は地震が起きた数日後に、奥さまや子どもたち、
家族をシンガポールに避難させたそうです。
なんなんでしょうね。みんな黙ってしまいました。
本当のことって本当は誰も知らないし、報道されていないんですね。

いや〜な沈黙、

でもその後は、壊れた建物を一生懸命かたづけている人達の
姿が次々にスクリーンに映し出されました。
ドロドロに汚れた顔、服、靴、まっすぐに前をみて、肩組んで、
手をつないで、これ以上できないというくらいの、二ッコニコの笑顔の連続。

地元で作ったポスターだそうです。
「前よりいい町にしてやる」
「大笑いできるその日まで」
「心まで壊されてたまるか」
「仲間は力だとわかった」
「かわりに気づいた宝物」
「埃も泥も、思い出にする」
「ため息つかないと決めた」

最後に
「もう、ふっざけんじゃないぞ」

画像をぜひ見てください!
「復興の狼煙」ポスタープロジェクトで検索できます。

帰り道、勇気と元気が湧いてきました。
ありがとう
posted by 生活文化社 at 10:55| Comment(0) | 64

私の好きな言葉

不易流行(ふえきりゅうこう)
芭蕉の俳諧用語。不易は詩の基本である永遠性。
流行はその時々の新風の体。不易は変わらないもの、変えてはいけないもの。
流行は変えていくもの、変えていかなければならないもの。流行の中から不変の真理を得る。
不易は流行の中にあり、流行が不易を生み出す。
この不易流行のシステムによって学問や文化は発展してきた。
posted by 生活文化社 at 10:53| Comment(0) | 64